今注目のプログラミング女子 目標に向かって一歩一歩前進中!-常盤木学園高等学校

本記事は、2016年1月27日発行のアフレル通信号外(オレンジタイム)の内容を編集・追記したものです。(ご所属等は発行当時の内容です)

2020年より小学校でプログラミング教育が必修化になり、男女関係なくプログラミングを学習する時代になりました。まだまだプログラミング人口は男性が多いイメージがありますが、そんな中昨今では「プログラミング女子」が注目を集めています。

宮城県仙台市にある常盤木学園高等学校に、教育版レゴ®マインドストーム®EV3(以下、マインドストーム)を使い、ロボットコンテストに挑戦しているプログラミング女子がいます。(自然科学部所属)今般、藤田さん(2年生)、山司さん(2年生)、そして顧問の佐藤先生にプログラミング女子の部活動の様子や将来の夢についてお話を伺いました。

柔軟性が売りのプログラミング女子

藤田さんと山司さんは「放課後の友達との時間や、お弁当の時間が毎日の楽しみ」だと話すごく普通の女子高生です。プログラミング初心者である彼女たちは部活動中「食べながら・飲みながら・しゃべりながら」と、楽しく活動しています。

顧問である佐藤先生は、「プログラミングに集中しすぎないことが女の子の特徴。楽しく活動しているから失敗しても険悪な雰囲気にならないし、喧嘩にもならない。また、初めから満点を目指すのではなく、先ずは10点を取るために、次は20点を取るために、と段階を踏んで目標を立てるので、うまくいかなくても次の手段を考える余裕がある。」と話してくださいました。また本人たちも「女の子は柔軟性がある。失敗しても慌てない。」と自らを分析していました。

ロボコン出場の経験、感じながら学べた

藤田さんと山司さんは、高校に入学し、初めてWorld Robot Olympiad(WRO)に参加しました。当初、部活動の目標としてWRO出場を目指したそうですが、マインドストームを自分の思い通りに動かすためプログラミングしていくうちに、「数学」が身の回りでどう活きているのか、円周率はどんな時に必要なのか、身をもって感じることができたと言います。WROの課題をクリアするための知識はもちろんのこと、普段の授業での学習を活用できたのです。

ロボコンに向けて一緒に過ごす時間が多かった藤田さんと山司さんは、大会直前になると、授業の休み時間まで機構やプログラムについて二人でお話されていたようで「傍から見たら怪しい2人だったかも。」と笑いながら話してくれました。また、「今年のWROは絶対完走したい!」と強い目標も語ってくれました。

マインドストームに出会って見つけた「夢

「将来は機械をいじれる人間になりたい」と藤田さん。機械整備の仕事をしている父親の影響から機械に興味を持ち、自宅ではよくプラモデルを作っているそうです。「細かい作業が好きです。いつか時間を作って、プラモデルをカラーリングからやってみたい。」と話してくれました。一方、山司さんの将来の夢は看護師。母親が看護師をしており、その働く姿は小さい頃からの憧れだったと言います。マインドストームに出会い、「この知識も、将来看護師になった時に活かせたらな。」と目を輝かせていました。

またWROについても「全国大会も出られたらいいな。全国大会で東京に行ったら、ディズニーランド行きたいね!」そんなことを笑顔で話しながら、アフレルが取材で持って行ったロボットのプログラムを参考にすべく、チェックしていました。

WRO(World Robot Olympiad)とは

WRO(World Robot Olympiad)は、世界の60を超える国と地域から参加チームが集まる国際的なロボットコンテストで、小学生から大学生までの子どもたち(児童、生徒、学生)が参加します。ロボットを組み立てプログラムで制御する自律型ロボットによる競技が行われます。日本からは、WRO Japan公認地区予選会、WRO Japan決勝大会を経て日本代表に選抜されたチームが、国際大会へ出場します。

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